ジブリ映画人気おすすめランキングTOP10をまとめます。
スタジオジブリの歴史は1986年に初作品が公開され、現在まで『全22作品』(風の谷のナウシカを含む)が上映されてきました。
22作品もあれば当然ですが「楽しい作品・泣ける作品・つまらない作品」など、評価が生まれてしまうのは仕方がない事だと思います。
本記事では皆様の口コミを参考に、
スタジオジブリ映画の人気ランキングTOP10を紹介します!
どの作品が一番面白いとされているのか、気になる方は是非参考にしてみてください。
順番 | タイトル |
1作目 | 風の谷のナウシカ |
2作目 | 天空の城ラピュタ |
3作目 | となりのトトロ |
4作目 | 火垂るの墓 |
5作目 | 魔女の宅急便 |
6作目 | おもひでぽろぽろ |
7作目 | 紅の豚 |
8作目 | 平成狸合戦ぽんぽこ |
9作目 | 耳をすませば |
10作目 | もののけ姫 |
11作目 | ホーホケキョ となりの山田くん |
12作目 | 千と千尋の神隠し |
13作目 | 猫の恩返し |
14作目 | ハウルの動く城 |
15作目 | ゲド戦記 |
16作目 | 崖の上のポニョ |
17作目 | 借りぐらしのアリエッティ |
18作目 | コクリコ坂から |
19作目 | 風立ちぬ |
20作目 | かぐや姫の物語 |
21作目 | 思い出のマーニー |
22作目 | レッドタートル ある島の物語 |
スタジオジブリ映画
人気ランキングTOP10
第10位
かぐや姫の物語
姫の犯した罪と罰
今は昔、竹取の翁が見つけた光り輝く竹の中からかわいらしい女の子が現れ、翁は媼と共に大切に育てることに。女の子は瞬く間に美しい娘に成長しかぐや姫と名付けられ、うわさを聞き付けた男たちが求婚してくるようになる。彼らに無理難題を突き付け次々と振ったかぐや姫は、やがて月を見ては物思いにふけるようになり……。
主題歌 | いのちの記憶 | ||
評価 (4.00) | |||
公開年 | 2013年 | 監督 | 高畑勲 |
レビュー | 4,543件 | 興行収入 | 24.7億円 |

姫様のわがまま
姫様の態度がわがままなんですが、なんどかとっても愛おしいです。高畑さんの声優がハマっていて、おもしろかったです。お金持ちになっていくと人は変わっていくんだなって思い知らされます。自分は気をつけないとなって思いました。

高畑監督の圧倒的な底力
ジブリのなかで一番好きな映画になりました。原作が持つもともとのパワーもあるのでしょうが、震えるほど見事な映画化だと思いました。ひとつ気になったのは、ミカドがやや軽い男性に描かれており、個人的にはもう少し重みをもつ人物設定でも良かったのではと思いましたが、とはいえ、傑作には変わりありません。

不思議な作品
この映画を観ても泣かないし、笑うこともない。でも心に残り、何年か前にも観ていたのに、またふと観たくなる。そして観るたび少しずつ受け取りかたが変化する。この現象こそが名作のなせる技なのだと思う。近年こんな映画が出てきていないからかもしれない。

普通のわけがない
この作品は凄いと思います!なぜもっと話題にならなかったのか。なぜもっと響かなかったのか不思議です。一見素朴な絵ですが、それこそが考え抜かれた感じです。こんなに号泣したアニメーションはないかもしれません。
第9位
千と千尋の神隠し
トンネルのむこうは、
不思議の町でした。
千尋は内気な10歳の少女。転校先へ移動途中、道を間違えて山に入り込んだ両親は、御馳走を口にしたために豚の姿に。千尋は両親を元に戻そうと、自分を知る少年・ハクの助けを借り湯婆婆と契約、千尋という名を奪われ、千と呼ばれるようになり……。
主題歌 | いつも何度でも | ||
評価 (4.11) | |||
公開年 | 2001年 | 監督 | 宮崎駿 |
レビュー | 4,284件 | 興行収入 | 308億円 |

とても面白かった!
途中、主人公の千尋が湯屋で担当した汚れのひどいお客様が、皆で協力して綺麗にした後に、笑いながら帰っていくのが面白かったです。また、リンという先輩のキャラクターが大好きで、丁寧に優しく教えてくれるところが素敵です。終盤では、ハクの正体が分かったときに千尋との絆が感じられて感動しました。

千がかっこいい
この作品はとにかく千がかっこいいです。両親が豚になってしまい、どうにかして助けようと一生懸命動いてどんなに辛くてもまっすぐ頑張っていくところが印象的です。湯婆婆に働かせてくださいと、何度もお願いするところは千らしいなと思います。そしてリンのことを頼りにしながら、前を向いていくところが立派だなと思いました。

子供は大人が思った以上に成長するんだなぁ
転校するのが嫌で無気力になっている小学生千尋。見知らぬ土地に行く途中道に迷ってたどり着いた先が八百万の神々の住む場所だった。何もかもイヤで消えかかってる千尋に手を差し伸べるハク様優しいしカッコいい!常に不安そうな顔の千尋だけどリンさんとハク様のお陰で少しづつ感情が出てきたり、仕事が出来るようになっていくのは観てて嬉しい。湯婆婆に褒められた時の千尋は可愛かった。ハクを助ける為危険を犯すなんて最初の頃のグズグズ千尋とは見違える程だと思う。カオナシとの対面も凛としてて怯えてる仕草が無いって本当スゴイと思う。周りの使用人達はビクビクしてるのに。帰って来れる保証がないのにハク様の為に遠出する勇気も千尋の成長を感じる場面だった。最後トンネルを抜け現実世界に戻った後も清々しい顔をした千尋に成長を感じられて親心的に感動しました。この世界観にピッタリな久石譲さんのBGMもおススメです!!

世界の宝
千と千尋の神隠しは言わずと知れた宮崎駿監督の最高傑作です。世界中で称賛されています。キャラクター設定が素晴らしい、湯ばあば、顔なし、はく、鎌たきの爺さんなど個性的で忘れられません。特に顔なしの悲しみと怒りのキャラは秀逸です。

魅力的なキャラが多い
なんといっても「かまじい」や「ゆばーば」など個性的で魅力的なキャラが次から次へと登場するので、面白いです。そして、ギャグ的な感じも盛り込まれているので笑えます。滑稽ですが、深いテーマなのも共感できます。

千尋にもらい泣きしてしまいました。
千尋がハクから手渡されたおむすびをボロボロ泣きながら食べる場面は、とても印象的でした。変わり果てた両親、想像を遥かに凌駕する現実、そして自身に優しい言葉をかけてくれたハクの存在、不安やつかの間の安心がもう積もりに積もって噴出した瞬間は、一緒にもらい泣きしました。描写や風景一つ一つも終始とてもきれいなので、ふいに我を忘れてストーリーに入り込んでしまう素敵な作品だと思います。

冒頭からワクワク感が止まらない
宮崎駿ワールド全開といった感じで、最初から最後までワクワク感が止まりません。こまかいデティールにもこだわりがあって、一切の妥協がありません。世界的にも人気のようで、とりわけ、挿入歌の「いつも何度でも」は、国籍、人種、性別を問わずに全世界で愛されています。

千尋を何度も応援したくなりました
10歳の少女である千尋が、森の中の奇妙なトンネルに両親と共に入り、両親が勝手に食べ物を食べてしまったことから豚にされたシーンにびっくりしました。そこから両親を助ける為に奮闘する千尋のシーンが続き、千尋を何度も応援したくなりました。千尋を支える少年ハクも注目のキャラでした。名前を奪われ自分自身のことを忘れてしまったハクでしたが、ラストに近付いて千尋から自分の本当の名前を教えられます。ハクは千尋が幼い頃に落ちた川で、その時も千尋を助けていたことに心温まりました。
第8位
紅の豚
飛ばねぇ豚はただの豚だ
人間に嫌気がさした大戦の英雄マルコ・パゴット大尉は、自らに魔法をかけることで豚になり、賞金稼ぎ”ポルコ・ロッソ”としてアドリア海で名を馳せる。あるとき、飛行艇の不調のためアメリカの賞金稼ぎドナルド・カーチスに撃墜されたポルコは、事の成り行きから飛行艇屋のフィオ・ピッコロを賭けてカーチスとの再戦に挑むことに…。
主題歌 | OP:さくらんぼの実る頃 ED:時には昔の話を | ||
評価 (4.23) | |||
公開年 | 1992年 | 監督 | 宮崎駿 |
レビュー | 2,803件 | 興行収入 | 28億円 |

こんなカッコいい豚にはそうそうお目にかかれない
飛べない豚はただの豚さ…ポルコロッソの名言です。豚なのにどうしてこんなにもカッコいいのか…!飛行機乗りのお話で、空賊たちと飛び回る姿が爽快です。ジーナを巡る恋の哀愁、フィオを巡るドタバタも、面白い。また、音楽が素敵です。加藤登紀子さんの、『時には昔の話を』もノスタルジックで完璧。

飛べない豚はタダの豚だ
主人公ポルコのセリフ「飛べない豚はタダの豚だ」。名言中の名言。これにつきます。こんな格好いい豚は今も昔も見たことがない。フィオの勝気な可愛らしさや、白熱の決闘シーンなど、ジブリアニメらしいキャラ・場面も満載です。

終わり方が素晴らしい
個人的にはジブリ作品の中でもかなり好きな部類に入る。題名にも書いた通り終わり方が洒落ていてとても素晴らしいと思った。また、ポルコとフィオの会話やクライマックスの空中戦など見所がたくさんある。ぜひ見てほしい作品。

音楽と世界観が最高
ジブリ映画では千と千尋の神隠しやハウルの動く城の次くらいに好きです。音楽や世界観がとても美しくてキャラクターもとても魅力的です。確かこの作品は宮崎駿監督が自分の好きな世界をそのまま描いたと言っていました。
第7位
耳をすませば
好きな人が、できました
本が大好きな中学生の少女・雫。彼女はある時、図書カードに何度も連ねられた男子の名を見つける。その男子・天沢聖司の名に、淡い恋心を抱く雫。だが実際の天沢は、ぶしつけで粗野なヤツだった・・・。
主題歌 | カントリー・ロード | ||
評価 (4.25) | |||
公開年 | 1995年 | 監督 | 近藤喜文 |
レビュー | 3,399件 | 興行収入 | 18.5億円 |

青春の物語
耳をすませばは、ジブリ作品の中でも最も気に入っている作品です。中学生の主人公が、好きな人と出会い、感化され、自分の夢を追い求めていく姿、挫折を味わった後の希望など、青春時代を過ごしている人に特に見てもらいたい。主人公の姿をみて、ひたむきに努力すること、勉強することの意味など感じてもらいたいです。

純粋な気持ちがよみがえる
主人公の月島雫と天沢聖司のお互いに相手を思い合う様子が見ていて和んだ。バロンが登場する世界観もとてもきれいで映画の演出を盛り上げていると思う。工房で雫が歌い聖司やおじいさんたちが演奏したカントリーロードは今も印象に残っています。また見たくなるジブリ作品の一つです。

何回見ても!
学生の頃見てもとくに何とも思わず「耳をすませばはじ」始まっただなぁ。なんて見ていたのに、働きはじめて結婚して改めて見ると全然違う視点で見てしまう、雫の立場もわかるし親の気持ちも何となくわかる。天沢聖司との甘い恋愛模様も甘酸っぱくて好きだなぁ。カントリーロードの音楽も何となく見終わってからも口ずさんで歌ってしまう。ジブリ独特の絵の描写も好きだし。見ていて癒される要素がたくさんある気がする。歳とるごとに好きになってる。

青春時代の思い出
高校時代にやりたいこともないく悩みの多い時にレンタルショップで出会った映画です、ジブリは私自身好きではなかったのですが、そのお店のポップの内容が気になって面白しろそうだと思って借りました主人公雫の葛藤と苦悩を描く映画だと思います。

青春感が素晴らしい
この作品は、ジブリの中でも青春感が溢れていると思います。中学生の二人の、もどかしい感じなどが上手く描かれていて感動的です。音楽をテーマにしている感じも良く、主題歌「カントリーロード」も爽やかで良いです。

心が洗われるような爽やかな気持ちを取り戻せる
この作品を見るたびに昔を思い出したり、切ない気持ちを思い出させてくれます。心が疲れた時に思い出して観てます。本が大好きで自分の世界を持っていて、想像力のある純粋な少女。受験というタイムリミットがあるなか人を好きになったり、将来に対してての焦りを感じたり、親友との友情があり、切なくなります。受験を前にした心の葛藤や家の事情で進路が狭くなっている現実的な所。共感もあり、娘達にも時々観て考えて貰いたい素敵な作品です。

青春を思い出す
ピュアな青春物語ですね。誰もが知っているカントリーロードを歌うシーンは思わず口ずさんでしまうくらい見てる側も楽しめる作品です。受験や将来の不安、恋愛、学生時代の悩みであったり色々と思い出させてくれる作品だと思います。

大好きな作品です!
耳をすませばは、周りの風景が本当に細かくリアルに描かれていて、素晴らしくて毎回見るたびに隅々まで見てしまいます。また、ごく普通の家庭のあるあるが楽しくて共感できるものがあったり、思春期の時の思いが伝わってきて懐かしく楽しめます。また、空想の世界も大好きです。

名ゼリフ、名シーンがたくさん!
大学生の時に仲の良かった友達に勧められてDVDを借りて観たのが最初のこの作品との出会い、きっかけでした。雫と聖司が葛藤しながら夢に向かっていくストーリーに、今の自分が鈍感になってしまっている、胸がくすぐったくなるような気持ちを思い起こさせてくれます。あ〜若いって良いものだな〜ってしみじみ思います。聖司のおじいさんが、雫の作品を読んだ時に雫に向かって言った「あなたは素敵です。」の言葉がいちばん心に残っています。

本好きな女の子の青春姿がたまりません。
耳をすませばのカントリーロードの歌をバイオリン弾きながらしずくが歌う場面が何度見ても感動します。途中おじいさん達も一緒に演奏していくうちにしずくも楽しくなり明るい気持ちになります。本を読むのが大好きで図書館に通い思わ場所に出会い、謎のネコとも出会い現実味もあり好きな映画です。

まさに青春
イケメンの聖司と夜明けを一緒に眺めながら突然プロポーズされてしまうシーンが最高に良かったです。あんなに大っ嫌いだった男の子が、恋愛対象に変わる瞬間が事細かく描かれているので、かなりドキドキしてしまいます。羨ましいような青春映画だと思いました。
第6位
もののけ姫
生きろ。
山里に住む若者アシタカは、怒りと憎しみにより“タタリ神”と化した猪神から呪いをかけられてしまう。呪いを解く術を求めて旅に出るアシタカはやがて、西方の地で“タタラ”の村にたどり着く。エボシ御前が率いるその村では、鉄を造り続けていたが、同時にそれは神々の住む森を破壊することでもあった。そして、そんなタタラ達に戦いを挑むサンの存在をアシタカは知る。人の子でありながら山犬に育てられた彼女は“もののけ姫”と呼ばれていた……。
主題歌 | もののけ姫 | ||
評価 (4.26) | |||
公開年 | 1997年 | 監督 | 宮崎駿 |
レビュー | 3,678件 | 興行収入 | 193億円 |

女性の生きる強さを感じる!
もののけ姫は、主人公だけではなく登場するキャラクター全ての人がしっかりとした意志を持ち、そして女性が活躍する場面が多かったのが印象に残っています。自分たちの仕事場を守るために戦いその中で山の自然や動物たちとの共存を守るために一人の勇敢な主人公がカッコいいと思いました。

自然の神秘
人間の行動に自然からのメッセージということになるのかなと思います。主人公を少しずつむしばむ状態は、人間が自然へ行っていることを表しているように思いました。自然のダイナミックさや寛容さを改めて感じる映画だったと思います。

壮大なストーリーに釘付け
中学生の時に、小学生の弟を連れて子供だけで初めて見た映画でした。オープニングから迫力が凄まじく、雷に打たれたような衝撃でした。大好きなポップコーンもそこで手が止まってしまい、最後まで手つかずで、迎えに来た両親が驚いたほどです。ただ、カヤから渡された黒曜石のペンダントを、アシタカが何のためらいもなくサンに渡すのだけは、女性として許せなかったかな。エボシ御前の格好良さにはクラクラしました。

子供ながらに衝撃を受けた!
もののけ姫はとても人気のある作品です。当時私は小学生でした。この作品を見て感じたのは人間の醜さと動物の強さ儚さでした。作中には動物から何とも言えない液体のようなものが出ます。とても気持ちが悪く、それでも生きている動物の強さ、しかし死んでしまうという儚さ。主人公の言葉よりも描写が素晴らしい作品でした。

動物と人間が共存して生きられるのか。
1997年に公開された作品ですが、未だにこの作品は大好きです。動物達の世界観と人間の世界観このふたつの視点から観ることができ、お互いに何を思っているのか、どうするべきなのかと問うような作品になっていると思います。その他アシタカの優しい性格、サンの複雑な思いなど見どころ満載の1本だと思います。

大人になってからわかること
私がもののけ姫を始めてみたのは確か、高校生の頃だったように思います。当時は少しおどろおどろしいなぁ、このアニメは子ども向きじゃないよね、くらいにしか思っていませんでした。しかし、大人になってから再び見ると、その奥深さや自然の大切さや環境についてなど深く感じることがありました。このアニメは子どもの頃は十分に楽しめなくても大人になってからも楽しめる作品です。

凶暴な描写で臨場感がすごい
ジブリのヒロインはナウシカもそうですが、可愛い子が多くますは、石田ゆり子さん演じるサンも凛とした感じが魅力的です。テーマは「生きる」ということで、主人公が苦難に立ち向かう感じも良いです。また、たたらなど、日本の昔の懸命に生きている感じも描かれていて興味深いです。

自然と人の共存を考えさせられる
昔見た事があったはずなのに、大人になって見ると全く印象が違って見えました。たたら場によって村は発展する一方、森が開かれて環境が変わっていくので、自然と発展は相容れない物だと感じます。ラストの共に暮らそうというセリフで普段身の回りにはない自然なことを思い浮かべます。

山の神様が忘れられない
もののけ姫は、オープニングから最後まで全く飽きることなく画面に惹きつけられます。特に印象的なのは森の中のシーン。山の神があらわれて湖の中に入っていく、生き物は再生し生と死が交差する。テーマといい絵のきれいさといい満点です。
第5位
火垂るの墓
4歳と14歳で生きようと思った
舞台は、終戦間近の神戸。母と死に別れた幼い兄妹・清太と節子は遠縁の未亡人の家に身を寄せる。しかし、貧しさが深刻になるにつれ、うまくいっていた生活にも綻びが生じ始めてしまう。兄妹2人で暮らすために、清太は節子を連れて未亡人宅を出ていくことにしたが…。
主題歌 | 埴生の宿 | ||
評価 (4.30) | |||
公開年 | 1988年 | 監督 | 高畑勲 |
レビュー | 2,022件 | 興行収入 | 5.9億円 |

空のドロップ缶と妹
身を寄せていた親戚宅からも追い出され、見つけた防空壕での兄妹ふたりだけのひもじい暮らし。死が迫る中、ほたるの煌々とした光や、カラフルなドロップ缶が印象的に映りました。妹を失う兄の立場になって観てしまう、心のやりどころがないような映画だと感じます。

感動する話!
この映画は、本当涙なしでは見られない作品だった。戦争で両親を亡くし、親戚ともうまく行かずに妹と2人で生きて行くもうそのストーリーだけで泣けます。特に節子が亡くなってしまった辺りはとても切ない。ただ、色々勉強にもなり戦争の事を知れる素晴らしい作品だと思う。

戦争が二度と起こってほしくないと強く感じる作品です
14歳の清太と4歳の節子が、叔母とうまくいかなくなり、2人だけで生きていくシーンがとても印象的でした。両親に代わって節子を一生懸命守ろうとした清太は、本当に頑張ったと思います。その頑張りもむなしく、節子を亡くし、自らの手で荼毘に付すシーンはとてもつらい気持ちになりました。戦争によって人生が大きく変化し、本来あった幸せが壊されていく悲しさをこの作品を通して感じました。戦争が二度と起こってほしくありません。

ジブリの最高傑作
この作品が優れているのは、反戦映画という側面ではない。戦火を生き抜けて行く兄妹が、人間として生まれて生きるということとはどういうことかという本質を描いている側面にある。原作の野坂昭如が意図するところに、高畑勲がラストシーンで手を加えて訴えかけてるメッセージにこの映画の真骨頂がある。
第4位
風の谷のナウシカ
少女の愛が奇跡を呼んだ
海から吹く風によって腐海の毒から守られている「風の谷」。ある日、虫に襲われた輸送飛行船が風の谷に墜落する。船内には、“火の七日間”と呼ばれる最終戦争で地球を壊滅させた「巨神兵」の核が積まれていた。やがて巨神兵をめぐり闘争が勃発し、風の谷の王妃ナウシカも陰謀渦巻く戦乱に巻き込まれてゆく…。
主題歌 | 風の谷のナウシカ | ||
評価 (4.37) | |||
公開年 | 1984年 | 監督 | 宮崎駿 |
レビュー | 2,551件 | 興行収入 | 7.4億円 |

傑作。
宮崎駿監督の傑作中の傑作。世界観、音楽、そして、癒やしと優しさと芯の強さを持ったヒロインナウシカ。環境問題、人間の世界が滅亡の危機にひんしても終わらない人間の愚行。個人の視点ではなく広い視野で描かれてる。

何度みてもいい映画
原作と映画は全くの別物。原作には残酷で、生命倫理観と宗教観に問いかける深淵なるテーマがあり、あまりにも壮大すぎる大作。何度も読んでますが読むたびに、その重たい投げ掛けに魂を揺さぶられます。好きかといわれると、あまり好きではないけど、何度も読んで考えさせられたくなる作品です。

すごい世界観
まず最初のオープニングのピアノ音楽から引き込まれる。この頃の宮崎アニメはちゃんとした声優を使っているので違和感なく感情移入できる。幼少期に子供のオームをかばっていたシーンがよかった。あの音楽は口ずさんでしまう。

ジブリ全盛期
この作品からジブリの基礎が生まれたのかと思います。そしてジブリ好きになり、もっとも好きな作品です。原作を読むと全く違った印象を受けますが、私はこの映画で完結し、この映画の演出音楽ストーリーとまとまったこの映画が大好きです。
第3位
魔女の宅急便
おちこんだりもしたけれど、
私はげんきです。
魔女のキキは、13歳になる年のある満月の夜、魔女のしきたりで独り立ちするため、黒猫のジジと一緒に旅に出る。美しい大都会・コリコにたどり着いたキキは、心躍らせるが、初めて訪れる都会でトラブルの連続。初仕事からピンチに立たされながらも、森で暮らす画学生・ウルスラや、街で初めて声をかけてくれた少年・トンボのお陰で、少しずつ新しい生活に慣れていく。
主題歌 | ルージュの伝言 やさしさに包まれたなら | ||
評価 (4.41) | |||
公開年 | 1989年 | 監督 | 宮崎駿 |
レビュー | 3,036件 | 興行収入 | 21.5億円 |

いつでも前向きになれる
魔女の宅急便は落ち込んだときや、自信をなくしたときに必ずみるため、HDDにとってあります。主人公が女の子であるところに共感が持てますし、色々な人との出会いを通じて、大きく成長していく過程に、応援したくなったり、時には涙したくなったりと立場は違えど気持ちがうんと伝わってくる作品です。ジブリ作品の中でも特に何度もみている作品です。特に好きなキャラクターは明るく元気なおそのさんですが、シーン的には、ウルスラが描いた絵をキキがみるシーンが好きです。

日常に溶け込んだ魔女の生活
海に面した片田舎の風景がとても魅力的に描かれています。修行の旅に出た主人公のキキはそこで暮らすことを決めて、心優しいパン屋さんのところで居候します。そして、その店で作られた商品を配達していくのですが、多少の物珍しさはあるものの空飛ぶ魔女は至って普通に受け入れられているので、もしも自分たちの日常に魔法が存在していたら……と、ついつい夢を見てしまいます。

子供から大人への成長
子供だったキキが、大人になっていく過程が面白くえがかれていて楽しいです。成長していくのに不安や苦労がついてきますが、それを前向きに表現しています。昔の自分を重ねてみて、懐かしくなりました。子供から大人まで、楽しめる作品です。

成長
半人前の魔女が一人前になるために見知らぬ土地で頑張っていく姿をみてるとどんな人生でも挫折があって、でもその挫折があるからこそ人はその挫折を乗り越えてまた次の挑戦や目標、嫌なことでも挑んでいけると思うのでこの映画は自分の頑張れる糧になります。

キキの成長に感動!
魔女のキキが修行のために新しい街へ行き、宅急便を始める話。ジジとの掛け合いやオソノさんとの掛け合いはとても心温まります。中でも飛行機を作ってるトンボとの冒険やラストの鬼気迫ったシーンが一番好きです。見終わった後は暖かい気持ちになりますよ。

元気がでます
「落ち込むこともあるけれど、私この街が好きです」という言葉が好きです。元気一杯のキキを見るのが好きです。気持ちが沈んで、そこから這い上がっていくキキ。成長していく姿、そして最終的にハッピーエンドで元気の出る作品です。

おもしろい!
家を離れ、1人で色々な事を経験し成長して行く様子は見ていてこちらまで勇気の出るような感じで楽しく見れる。辛い事もあり楽しいこともありで、乗り越え成長して行くキキの物語はとてもおもしろく何度も見たくなる映画だ。

明日も頑張ろうと思える
主人公のキキが、周りの人から無理だなどと言われて挫けそうになっても、一生懸命頑張る姿は「私も明日はもっと頑張ろう」と思えます。キキの周りにはいい人ばかり集まってくるのも、キキがいつも一生懸命頑張っているからなのだろうなと思いました。

繊細な女の子
「魔法使い・魔女」というと超人的な能力をもった人というイメージがあるけれど、この作品のキキは繊細な普通の女の子。同年代の男の子に腹を立てたり、恋したり、お仕事に一生懸命になったり。少女から女性の過渡期ならではの不安定さも見え、最後の飛行船のシーンでは結末がわかっていても「頑張れ!」って思っちゃう。

キキが可愛い
この作品は主人公のキキが、純粋でどんどん大人っぽくなっていくところが可愛らしいと思いました。魔女としてほうきで空を飛びながら、ジジとの関係性も面白くて素敵だなと思います。またトンボとのやりとりか面白くて、見ていてほっこりした気持ちになります。

きっと誰もが共感できる、青春の入口の成長物語。
ほうきで空を飛ぶことしかできない13歳の魔女キキが、故郷を離れた街で空を飛ぶ能力を生かして宅急便の仕事をして自立をめざす物語です。新しい街と人々になじめず戸惑ったり、嵐の中必死にやり遂げた仕事を評価されない日、同年代の少年トンボに好意を持ちながらも素直になれない感情、突然空を飛べなくなり自信を失って落ち込むところを暖かく励ましてくれる人たち…キキのそんな毎日は、形は違えどきっと誰もが10代の成長過程で経験する感情そのものでしょう。最後、キキが借りたデッキブラシで空を飛び、暴走した飛行船のロープに取り残されたトンボの救出に成功する場面は、飛行シーンの描写を得意とする宮崎駿監督らしい迫力でとても見ごたえがあります。キキが街に向かう途中の夜空を飛ぶシーンで、柄にぶら下げた赤いラジオから流れる「ルージュの伝言」と、エンディングの「やさしさに包まれたなら」、長年のユーミンファンの私にとっては心憎い演出に感じました。

ルージュの伝言
オープニングテーマ「ルージュの伝言」がかかる度に胸が高鳴り、そこから始まる魔女のキキの修行の旅にわくわくしてしまいます。13歳っていったら、思春期の多感で難しい時期ですが、あたふたしながらも、多くの人との出会いと関わりの中で成長していく姿に、いつもキュンとします。

明るい気持ちになります。
魔女の宅急便を見るとき、キキの明るい性格とジジの冷静なツッコミ面白くて明るい気持ちになれます。おそのさんがとくに大好きです。この映画は優雅な音楽や、リズミカルな明るい音楽が楽しませてくれます。キキが飛べなくなって、友達を通して変わって成長して最後飛べたところが特に感動します。
第2位
となりのトトロ
このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。
小学6年生の女の子・サツキは入院中のおかあさんに空気のキレイな土地で静養してもらうため、妹のメイとおとうさんと一緒に、大きなクスノキの近くに建っている古い家に引っ越してくる。新生活が始まったある日、庭で遊んでいたメイの前に2匹の奇妙ないきものが。2匹を追いかけてクスノキの根元に転がり落ちたメイは、そこで巨大ないきもの“トトロ”と出会う…
主題歌 | となりのトトロ | ||
評価 (4.47) | |||
公開年 | 1988年 | 監督 | 宮崎駿 |
レビュー | 3,478件 | 興行収入 | 5.9億円 |

是非会ってみたい!
田舎に引越しをしてきた一家が森の妖精のトトロに出会うという内容ですが、何度見ても飽きません。トトロって本当にいるんじゃないかなって思えてきます。会ってみたいな、と思ってしまいます。家族の温かみを感じたり、近所の人との関わりを感じることができるので、忘れかけていた日本を彷彿とさせる作品だと思います。

笑って泣ける
トトロの上にメイちゃんが乗るのがかわいくて仕方ありませんでした。メイちゃんとトトロが最初に出会ったシーンがすごく印象的で大好きです。トトロが目を大きく開けて驚いている表情を見せるのがおかしくて笑ってしまいます。

地味にホラー!
最後のメイとさつき、木の上に乗っているシーンですが、ふたりの影がありません。ネコバスに乗れる人は、死者だという噂も飛び交っているので、それが本当なら彼女たちは死んでしまったのかと。お父さんとお母さんが生きているのかなどトトロの不思議を解明してほしいです。

感動した!
サツキとメイがお母さんにトウモロコシをあげるシーンが感動しました。2人の優しさが伝わってきました。またメイが、トトロのお腹の上に乗るシーンはとても可愛らしいです。トトロのフワフワ感がたまらないシーンでもあり、また、メイの可愛らしさも伝わります。

とにかくかわいい!
トトロとの出会いや、トトロとの出来事、またメイとサツキの姉妹の可愛さと言ったらたまらなく可愛い!子供にしか見えないあたりもなんか素敵でいいと思う。子供から大人まで一緒に楽しめる作品になっているなと思う。

トトロの癒し系
となりのトトロは動物と言うよりもお化けみたいなものなんで癒し系お化けです。トトロはたびをするのに色々行く事に寄っていろんな出会いがあります。ととろは海の動物なんです。はっきり言うと水族園では飼えない生き物なんです。楽しいジブリ作品です。

子供も大人も大好きトトロ
こどもが1歳半の時に初めて見せました。そしたら、そのあと2週間くらい毎日見ていました。こどもの心を引きつける何かがトトロの世界には有ります。もちろん大人も!一緒になって見ていて、何回見ても飽きない不思議な魅力があります。

子供の想像力
平凡な田舎の風景の中で、トトロやネコバス、まっくろくろすけと、架空の生き物たちのユニークさが目を引きます。子どもにだけは見えるという設定が面白いです。たまに観る機会がありますが、カンタのおばあちゃんの訛りが耳から離れません。

親子で楽しんでます!
私がこの作品と出会ったのは私が3、4歳の頃です。当時のことはよく覚えていませんが、私の両親いわく、私はこの作品のセリフを覚えるほど何度も見返していたようです。今現在、私は2児の母ですが、今は子どもたちと楽しんでいます。トトロは可愛いですし、めいちゃんはちょうど自分の子と同じくらいなので、感情移入してみてしまう作品です。こんな田舎暮らしができたら毎日、穏やかだろうなぁと思います。
第1位
天空の城ラピュタ
ある日、
少女が空から降ってきた…
スラッグ峡谷に住む見習い機械工のパズーはある日、空から降りてきた不思議な少女を助ける。その少女・シータは、浮力を持つ謎の鉱石“飛行石”を身につけていた。やがてパズーは、飛行石を狙う政府機関や海賊たちの陰謀に巻き込まれ、かつて地上を支配したという伝説の天空島「ラピュタ帝国」に誘われてゆく。
主題歌 | 君をのせて | ||
評価 (4.55) | |||
公開年 | 1986年 | 監督 | 宮崎駿 |
レビュー | 3,411件 | 興行収入 | 11.6億円 |

ジブリで一番大好き!
少年少女が大人たちの陰謀をかいくぐって冒険する、そんな王道のストーリー。途中でドーラ一家が味方に付いてくれるのも、彼らが大変愉快なのも気に入っています。思春期未満の男の子と女の子の組み合わせが大好きなので、多くのジブリ作品の中でもお気に入りです。ムスカ大佐は昔は大嫌いでしたが、大人になってみるとこれほど良い悪役もそうそういないでしょうね。

一番好きです。
天空の城ラピュタはジブリ作品の中で一番好きです。分かりやすいストーリーで、見ていて単純に面白いです。音楽やセリフ、世界観も良くできていて、アニメの枠を超えた、芸術作品的な要素が備わっている、と個人的には思っています。

色褪せない思いで
今から30年以上前の映画だというのに今でも地上波での再放送があるという色褪せない人気を誇るジブリ作品の名作のひとつであり、少年時代に思い描いた冒険・バトル、そしてその中にある小さなロマンスと老若男女飽きが少ないところが魅力の一つです。作品を通して一番に思い浮かべるシーンはクライマックスに主人公たちが叫ぶ呪文「バルス!」の瞬間です。今だからこそ起きる事なのかSNSでの投稿数が多くなる瞬間であると別の意味でも盛り上がりを見せるシーンであり印象に残っています。好きなキャラクターは主人公たちもいいと思うのですが、独特な空気と包容力を併せ持つドーラ一家を私は推したいと思います。はじめは悪役として登場しながらも後半では主人公たちの仲間となり最後の再開のシーンではドーラの愛情が感じられるまさに名脇役だと思います。

観た事がない若い世代にも絶対観てほしい
物語、配役、映像、音楽、テンポ、どれをとっても最高傑作アニメの金斜塔。この作品の一番凄い所は「世界観」に浸れる処である。あと宮崎駿監督はいつもキャラクターを大切にしている。奥行きのある無限の想像力は素晴らしい。

自分史上最高傑作!
リアルタイムに映画館で見ました。小学生の頃弟と二人で。終わった後にあまりの面白さにその場から動けず2回目もそのまま見てしまいました。その後絵コンテ集買って、ビデオ買って、テレビの放送録画して、DVDも買って、ハードディスクにも保存しておそらく合計100回は見てます。昔はよかったとかなんとか言うつもりはなく、ただただ単純に楽しめます。

この映画が考えさせてくれること
子どもの時からすごく大好きな映画。私が生まれる少し前に公開されたこの映画はいつみても色褪せない良さがある。音楽、ストーリー、キャラクターなど、映画を構成する要素のすべてが完成度の高い状態です。
スタジオジブリ映画
人気ランキングまとめ
映画スタジオジブリの歴代22作品からTO10の人気ランキングをまとめました。
あくまでこのランキングはレビューサイトや皆様の評判や口コミを参考にしていますので、人によっては「これはおかしい!」と思う人もいると思います。
ジブリ作品は子供向けと思われていますが、実は大人も楽しめる深いテーマが題材だったりするので、様々な方に見ていただけたら幸いです。
皆様のお気に入りの作品が見つかることを祈っています。素敵な休日動画ライフを過ごしましょう!
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